最近、「占い処いまここ」の予約が好調です。普段ご縁のない方から急にご予約のお電話をいただくケースがポツポツですが出てきました。お客さんに「どこで知ったのか?」という類の質問は基本的にしませんので、どこでお知りになられたのか分かりませんが、ホームページのお話をされるかたが結構いらっしゃるので、現状はホームページを見てお電話くださるケースが多いようです。
まだ、お客様の紹介で、というパターンにまでは至っておりませんので、地道にファンを増やしていこうとしているところです。幸い、またお願いします、と言ってくださるお客様の割合も地味に増えてきています。
ファンを増やす、といえばメルマガを基本週1回発行していましたが、つい先日最終号を発行したところです。最高でも7名しか読者がいなくていやになったとか、決してそういう理由ではございません。「いまここ」をテーマに毎週筆を執っていましたが、文章の質が自分でどうも納得いかないんですね。いまここの実践を日常生活でするにはどうしたらいいかを一緒に考えましょう、という趣旨だったのですが、この趣旨にも無理があったんだと思います。特にいまこことは関係ないように見える日常生活の中にこそいまここという生き方を磨くヒントがあるわけで、それは実はこのブログで書いていることなんですね。「いまここをテーマに文章を書かなきゃ」という気持ちが少しでも湧いた瞬間、いまここが書けなくなってしまって。。。低品質なものをずっと提供し続けるのは記事を楽しみに待って下さる皆様に申し訳ないと思って、思い切ってやめました。
また、最近易を使わなくなりました。これも似たような理由で、易は20年とか30年やって一人前と言われます。つめこみの急ごしらえで覚えたひよっこの易では、占なうどころかかえってご相談者に悪いアドバイスをしてしまいかねないという、自分の腕前のレベルの低さが、やはりお客様に対して申し訳ないと思うようになり、ほぼ無相のみで現在占いをしています。これからも、無相1本で占いをやっていきたいと感じています。無相は、おかげさまでわりといい評価をいただけるので、もちろん私の先生方に比べればまだまだひよっこですが、これを磨いていけば十分通用すると確信しています。
もちろん、私の場合にはわもんという引き出しもあります。どこまでも親身になってお話を聴くことで、救われるいのちがある。そう思います。
それにしても、占い師という職業、最高です。直接みなさまの人生のお手伝いができて、時間も自分で自由に使うことができて。さらに占なわせていただければいただくほど自分の直観も磨かれ、普段の生活に確実に活かされます。そして、占い師ほど各方面の専門知識や経験が活きる仕事もないと感じています。ご相談者の様々な人生に思いを馳せる際に、自分の体験してきたことのすべてが活かされるのです。やはり、高校生の時に抱いた占い師への憧れは、間違いではありませんでした。そして、すぐに占いの道に入らずに大学に行ったことも正解でした。今の幸せがあるのは過去のすべての選択のおかげと考えると、あらゆる選択が◎だったということに思いいたります。
何に導かれているのか、この順風満帆な人生。不思議をかみしめながら、今日も感謝の祈りを大地に捧げます。
深謝